七人の敵

男、閾を跨げば七人の敵と数多なる素晴らしきものごとあり。 都会から山河海島まで、外出先でのよしなしごとを。

中村征夫写真展  「極夜」地球最北の村、シオラパルクへ1977 於 ポートレートギャラリー

中村征夫といえば水中写真家の第一人者である。
冠に“水中”が付く。
何かしらのオーソリティになる、抜きん出ると云うのは素晴らしい。

しかし個人的に氏の仕事の中で一番興味があるのはこのシオラパルクなのだった。
既に40年も前の、極北の地を訪れた取材記録である。

読売新聞の仕事であったと聞く。
滞在中の大怪我など、ご本人にもかなり思いのあるものだったとのこと。
フィルムの傷みが激しく、その写真は彼の名が世に知れてもお目にかかれなかった。
それが昨今のデジタル技術で修復がなされ、大判プリントでの展覧会となった。


300106


この仕事について自分が知ったのは今から二十年以上前のこと。
自分には南方憧憬と等しく北方への興味も深い。
そうした好奇心の的として氏のシオラパルクでの仕事があった。
しかし前述のとおりでその作品群を観る事は当時から困難であった。
今回、念願叶っての展覧会に感慨も一入である。

かつてあった西麻布の赤提灯でご本人からシオラパルクでの日々をお聞きした事があった。
せいぜい10分程の時間だったが、自分にとってはとても貴重な時間だった。
そうした記憶の積み重ねもあって、この写真展は自分にとって特別なものとなった。
 
 
  1. 2018/01/06(土) 23:59:31|
  2. フォト・キネマ・アートとか
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『 小辰の十三ヶ月(第十三回) 』 小辰独演会 於 日本橋社会教育会館 / 平成三〇年一月五日

元犬 / 一花
高砂や / 小辰
羽衣の末 / 小満ん

仲入り

明烏 / 小辰


平成三十年初笑い。

十三ヶ月も最終回である。
最後はハコを大きくしてベテランのゲストも呼んで賑々しい。

家族行事の日程をずらして貰ってまで足を運んだこの会。
仕事の遣り繰りも出来て皆勤となった。

この会について小辰はお江戸日本橋亭への思いを語っていた。
それならば最後まで日本橋亭に拘っても良かったのではなかろうか。

ここで一区切りつけて三月から新しい独演会をはじめるとのこと。
そのハコが今回の社教会館らしい。
二つ目が毎月開く独演会にしては大振りなハコだ。
なかなか満員御礼とは行かないだろう。
少し背伸びして頑張ってみると云う心意気は買いたい。

たくさん高座に上がるのは良いことだろう。
ただ粗製濫造にはならないように。
ひとつひとつの噺を丁寧に演って欲しいものだ。
十年未満の落語聴きが言うセリフでもないが。
 
 
  1. 2018/01/05(金) 23:59:54|
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東奔西走  南船北馬
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